无题
佚名
国祚千秋复万代
愿如碎石成崔嵬
石上覆青苔
[原文]
わが君は千代に八千代に細れ石の巌と成りて苔のむすまで
〔344〕
万里汀沙不尽数
祈君寿数如沙数
千岁尤未足
[原文]
わたつ海の浜の真砂を数へつつ君が千年のありかずにせむ
〔345〕
盐山[235]立海岸
千鸟啼鸣祈君安
千年复千年
[原文]
しほの山さしでの磯にすむ千鳥君が御代をば八千代とぞ鳴く
〔346〕
君寿八千年
更以我龄相续添
万代繁华一同看
[原文]
わが齢君が八千代にとりそへてとどめおきてば思ひいでにせよ
〔347〕
僧正遍昭七十寿诞,仁和帝[236]作歌以贺
欢歌对绮筵
但愿再过八千年
相逢人依然
[原文]
かくしつつとにもかくにもながらへて君が八千代にあふよしもがな
〔348〕
仁和帝为亲王时,以银杖贺祖母八十圣寿,吾观而代为作歌以谢
僧正遍昭
得此仙人杖
纵有山拦坡挡
犹自闲步徜徉
[原文]
ちはやぶる神やきりけむつくからに千年の坂も越えぬべらなり
〔349〕
于九条家中[237],贺堀河大臣[238]四十寿
在原业平
愿樱花蔽空
人生路似花海行
难以辨老龄
[原文]
桜花散りかひくもれ老いらくの来むといふなる道まがふがに
〔350〕
贞辰亲王[239]于大堰贺伯母[240]四十华诞
纪惟岳[241]
龟尾山[242]间瀑
飞溅万千白玉珠
祝君寿数如珠数
[原文]
亀の尾の山の岩根をとめて落つる滝の白玉千代のかずかも
〔351〕
贞保亲王[243]奉屏风贺母五十圣寿,屏风上绘人赏落樱图,吾观之有感而作
藤原兴风
等闲不觉年光纵
待到春尽花成冢
时光太匆匆
[原文]
いたづらに過ぐす月日はおもほえで花見て暮らす春ぞすくなき
〔352〕
本康亲王[244]七十寿辰,见座后屏风而歌
纪贯之
春风到庭前
吹开梅花插鬓边
祝君寿千年
[原文]
春くれば屋戸にまづ咲く梅の花君が千年のかざしとぞ見る
〔353〕
素性法师
古来千岁能有几
愿君开先例
长乐无穷极
[原文]
いにしへにありきあらずは知らねども千年のためし君にはじめむ
〔354〕
起拜诸神卧萦思
祈神佑君千万世
此心神定知
[原文]
臥して思ひ起きてかぞふる万世は神ぞ知るらむわが君のため
〔355〕
贺藤原三善[245]六十寿
在原滋春[246]
龟鹤遐寿犹有尽
愿君能得不老身
慰我拳拳心
[原文]
鶴亀も千年ののちは知らなくに飽かぬ心にまかせはててむ
〔356〕
良岑经也[247]四十寿辰,代其女作歌以贺
素性法师
我父如松林
小女如鹤避松荫
万世得安心
[原文]
万世を松にぞ君をいはひつる千年のかげに住まむと思へば
〔357〕
尚侍[248]贺右大将藤原朝臣[249]四十寿辰,见其座后四季绘屏风有感而作
素性法师
俯首摘菜春野边
恭祝吾兄常康健
此心感神仙
[原文]
春日野に若菜摘みつつ万世をいはふ心は神ぞ知るらむ
〔358〕
凡河内躬恒
樱花浮云端
云深山高行路难
此身难至心攀缘
[原文]
山高み雲居に見ゆる桜花心のゆきて折らぬ日ぞなき
〔359〕
夏
纪友则
嘤嘤啼杜鹃
年年岁岁声依然
人间听不厌
[原文]
めづらしき声ならなくに郭公ここらの年を飽かずもあるかな
〔360〕
秋
凡河内躬恒
枕江听松风
浪打江头声几重
翻作千秋颂
[原文]
住の江の松を秋風吹くからに声うちそふる沖つ白波
〔361〕
壬生忠岑
佐保河畔千鸟鸣
唤起雾重重
树叶自此红
[原文]
千鳥鳴く佐保の河霧立ちぬらし山の木の葉も色まさりゆく
〔362〕
坂上是则
常磐山叶常青青
而今色渐浓
定是他山风染红
[原文]
秋くれど色もかはらぬ常磐山よその紅葉を風ぞかしける
〔363〕
冬
纪贯之
冬临吉野山
山风飞雪正缭乱
纷纷如花散
[原文]
白雪の降りしく時はみよしのの山下風に花ぞ散りける
〔364〕
春宫[250]诞生,参见时作歌以贺[251]
藤原因香
春山日高起
朗照天地无阴翳
德泽被烝黎
[原文]
峰高き春日の山にいづる日はくもる時なく照らすべらなり
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