为亡妹歌
小野篁
泣泪成雨落冥川
冥川水涨满
渡妹归人间
[原文]
泣く涙雨とふらなむ渡り川水まさりなば帰りくるがに
〔830〕
夜葬前太政大臣[431]于白河之滨
素性法师
血泪簌簌落
汤汤白水涌赤波
君去世上无白河
[原文]
血の涙落ちてぞたぎつ白河は君が世までの名にこそ有りけれ
〔831〕
堀川太政大臣[432]归葬深草山[433]中所作
僧都胜延[434]
蝉死壳蜕留
君去归葬深山后
青烟一缕慰我忧
[原文]
空蝉はからを見つつもなぐさめつ深草の山煙だにたて
〔832〕
上野岑雄[435]
原野草深深
草间樱若解人心
今春花开染墨痕[436]
[原文]
深草の野辺の桜し心あらばことしばかりは墨染めに咲け
〔833〕
藤原敏行朝臣逝世,作此歌聊慰其家人
纪友则
入寝梦中逢
醒来恍见君形影
浮世原来一场梦
[原文]
寝ても見ゆ寝でも見えけりおほかたは空蝉の世ぞ夢には有りける
〔834〕
相知之人逝世时作
纪贯之
原觉世事真
自君去后皆成空
人世一场梦
[原文]
夢とこそいふべかりけれ世の中にうつつある物と思ひけるかな
〔835〕
相知之人逝世时作
壬生忠岑
于此浮世中
不独入寝可成梦
事事皆虚空
[原文]
寝るがうちに見るをのみやは夢といはむはかなき世をもうつつとは見ず
〔836〕
为亡姐歌
壬生忠岑
急流断成渊
可恨死别难阻断
无奈到黄泉
[原文]
瀬を堰けば淵となりても淀みけりわかれをとむる柵ぞなき
〔837〕
故友辞世,藤原忠房作此歌以吊
闲院
未及早安眠
自君去后恨绵绵
奈何逝水无回还
[原文]
さきだたぬ悔いの八千たびかなしきは流るる水の帰り来ぬなり
〔838〕
纪友则逝世时作
纪贯之
未知明日有此身
今日垂暮命尚存
戚戚总怀君
[原文]
あすしらぬわが身とおもへどくれぬ間の今日は人こそかなしかりけれ
〔839〕
壬生忠岑
一年最是秋
天气萧瑟易成愁
更哪堪生死别后
[原文]
時しもあれ秋やは人の別るべきあるを見るだに恋しきものを
〔840〕
思母歌
凡河内躬恒
林叶红如醉
潇潇秋雨和血泪
染红林叶染衣袂
[原文]
神無月時雨に濡るるもみぢ葉はただわび人の袂なりけり
〔841〕
思父歌
壬生忠岑
丧衣已褴褛
悲泪依旧如珠玉
不绝此思绪
[原文]
藤衣はつるる糸はわび人の涙の玉の緒とぞなりける
〔842〕
秋悲时节往山寺途中作
纪贯之
晚稻露涔涔
山田割稻多苦辛
世事如露只一瞬
[原文]
朝露のおくての山田かりそめに憂き世の中を思ひぬるかな[437]
〔843〕
吊慰服丧之人歌
壬生忠岑
衣袂起落间
君衣染墨[438]如云暗
泪如雨涟涟
[原文]
墨染めの君が袂は雲なれや絶えず涙の雨とのみ降る
〔844〕
妻为亲人服丧山寺,遣人凭吊后咏
佚名
哀哀投山寺
墨衣才着袖已湿
泪多无干时
[原文]
あしひきの山辺に今はすみぞめの衣の袖はひる時もなし
〔845〕
谅暗之年[439]咏池边花开
小野篁
水面映花花影清
睹花犹忆君身影
历历在目中
[原文]
水の面に沈く花の色さやかにも君がみ影のおもほゆるかな
〔846〕
深草帝[440]国忌[441]日咏
文屋康秀
山谷草木深
云霞霭霭蔽日荫
君去日西沉
[原文]
草深き霞の谷に影かくし照る日のくれし今日にやはあらぬ
〔847〕
深草帝时,藏人头[442]日夜侍奉,帝薨之后遁入比叡山为僧。翌年,人人除服,升官庆贺之声不绝于耳,闻之作此歌遣怀
僧正遍昭
人人除丧换华衣
我着僧袍独哀戚
双袖泪淋漓
[原文]
みな人は花の衣になりぬなり苔の袂よかわきだにせよ
〔848〕
河原大臣[443]逝世之秋,见其家中红叶色彩黯然,故作此歌
近院右大臣[444]
丧衣尽染墨
人去宅空多寥落
红叶亦失色
[原文]
うちつけにさびしくもあるかもみぢ葉も主なき宿は色なかりけり
〔849〕
藤原高经[445]朝臣逝世翌年夏,闻杜鹃啼鸣而歌
纪贯之
今朝闻杜鹃
惊觉君去已隔年
念此心黯然
[原文]
郭公今朝鳴く声におどろけば君を別れし時にぞありける
〔850〕
见樱花开放而种花人已去,特此咏怀
纪茂行[446]
好花易飘散
人生在世一瞬间
匆匆何所恋
[原文]
花よりも人こそあだになりにけれいづれをさきに恋ひむとか見し
〔851〕
主人已故,宅中只余梅花灼灼,见而咏此歌
纪贯之
梅花静静开
色自灼灼香自来
可怜人不再
[原文]
色も香も昔の濃さに匂へども植ゑけむ人の影ぞ恋しき
〔852〕
访故河原左大臣家,见其庭中仿造盐釜浦[447]时咏此歌
纪贯之
君去谁烧盐
盐釜浦上已无烟
庭中寂寂然
[原文]
君まさで煙絶えにし塩竈の浦さびしくも見えわたるかな
〔853〕
藤原利基[448]为右近卫中将时所住宅院死后空置,余秋夜远归,见其庭院荒草丛生,追忆往昔而作此歌
御春有助
昔日种芒草
今已茫茫似荒郊
虫声也寂寥
[原文]
君が植ゑしひとむらすすき虫の音のしげき野辺ともなりにけるかな
〔854〕
惟乔亲王有言:“愿请一睹先考诗稿”,奉送之前遍读诗稿而作此歌
纪友则
父去日已久
如今诗稿也难留
思之泪不休
[原文]
ことならば言の葉さへも消えななむ見れば涙のたきまさりけり
〔855〕
无题
佚名
人去屋已空
杜鹃啼鸣一声声
为我传思情
[原文]
なき人の屋戸に通はば郭公かけて音にのみ鳴くと告げなむ
〔856〕
花开无人看
宅院空空多寂然
恰如云起荒野间
[原文]
誰見よと花咲けるらむ白雲のたつ野とはやくなりにしものを
〔857〕
式部卿亲王[449]娶闲院五皇女为妃,不久五皇女辞世,并嵌遗书于帷帐纽结之内,亲王观之,知其为王妃康健时所作
若蒙不相忘
请君看那高山上
青烟变霞光
[原文]
かずかずに我を忘れぬものならば山の霞をあはれとは見よ
〔858〕
某男远去他国,其妻病弱之际作此歌,后与世长辞
佚名
不见不相闻
魂将去兮念夫君
留君独守心不忍
[原文]
声をだに聞かで別るる魂よりもなき床に寝む君ぞかなしき
〔859〕
秋来多病,心绪怅然,咏此赠人
大江千里
红叶任冷风
秋来多愁又多病
更忧此性命
[原文]
もみぢ葉を風にまかせて見るよりもはかなき物は命なりけり
〔860〕
弥留之际咏此歌
藤原惟干
此身如秋露
草叶之上难久住
摇摇欲入土
[原文]
露をなどあだなるものと思ひけむわが身も草に置かぬばかりを
〔861〕
病弱时作
在原业平
固知有一死
不知今日或明日
匆促竟如此
[原文]
つひにゆく道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを
〔862〕
去甲斐国访友途中,忽染急病,弥留之际书此,遣人奉与京中老母
在原滋春
原以为出门短暂
不料此去无回还
命绝甲斐间
[原文]
かりそめのゆきかひぢとぞ思ひ来し今は限りの門出なりけり
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